若い人のスーツの需要

社会人でもスーツを着る機会が減っている

スーツは堅苦しい

みなさんが初めてスーツを着たのはいつでしょう?子供のころは七五三や入学式、卒業式といった行事のために、親から子供用のスーツを「着せられていた」という人も多いと思いますが、大人になってから初めてスーツを着るのは、成人式や就職活動といった場面が多いのではないでしょうか。

初めてスーツを着るときというのは、大人になった気分が誇らしいのと同時に、ちょっと気恥ずかしい感じがあるかもしれません。また、普段カジュアルな恰好ばかりしてきたという人にとっては、スーツが堅苦しくて疲れる、と感じる人も多いようです。

最近のスーツは、ストレッチが効いて動きやすかったり、機能性が高められているものも多いですが、一般的なスーツは形を美しく見せることを第一に考えて作られていますから、不自然な姿勢をとれば身体に窮屈さを感じてしまいます。

ネクタイやベルトといった小物も、普段カジュアルな服装に慣れているとかなり窮屈感を感じさせる原因となるでしょう。そして極め付けが足元です。はきなれない革靴は、着慣れないスーツとともにかなり身体への負担を増加させます。

カジュアル化

このようにスーツには堅苦しさや窮屈さが伴うということで、最近は企業のなかでもスーツを排除する動きも出てきています。もちろん、営業などで多くの人と会う場合や、あらたまった場所に出席する場合、相手に対して失礼のないようにする場面では、スーツ着用が社会人の一般的なマナーですが、そうでない場合…たとえば、一日中社内で作業をするような場合は、着ていて楽なカジュアル服・普段着のほうが仕事の能率も上がるというわけなのです。

そのため、職種や業界によっては、ほとんどスーツを着なくてもOKというところも少なくありません。このようなこともあり、近年は若い人の間で特にスーツの需要は低くなっているといわれています。

就職活動などで用意したリクルートスーツはあるけれど、いざ就職したらスーツ不要の職場だったため、リクルートスーツ以外のスーツは持っていない、という人などもいます。そのため、スーツが必要となった人のためのスーツレンタルというサービスも登場しているのです。